「アース・地球環境」22号掲載
イベント報告

ライフスタイル見直しフォーラム2004
課題別フォーラム「エコ・クッキング講座」開催される
東京ガス(株)
 「ライフスタイル見直しフォーラム2004」の課題別フォーラムとして「都民の日」である10月1日(金)に、東京ガス(株)主催の「エコ・クッキング講座」が開催された。
 会場は、東京都新宿区の新宿パークタワー内の「東京ガス新宿ショールーム料理スタジオ」で、ライフスタイル見直しフォーラム2004の実行委員会メンバーを含め、一般市民34名が参加した。
 実行委員会メンバーで参加した全国地球温暖化防止活動推進センターの桃井貴子さんから、次の通り、報告と感想が寄せられたので紹介する。


秋の料理を調理・試食

 課題別フォーラムの第一弾として開催された東京ガス(株)主催の「エコ・クッキング講座」に参加しました。殼初に東京ガスの白倉直人さんから環境に配慮した生活方法についてテキストを見ながらプレゼンテーションがありました。その後、フランスで修行をされてきたという講師の玉垣優子先生から本日の献立の作り方についてデモンストレーションを受け、6つの班に分かれて下記の料理をつくりました。私は5班。秋庭悦子さん(日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会)、佐藤邦子さん(首都圏コープ事業連合)、篠河弘和さん(あしたの日本を創る協会)らと同じ班です。皆様のおかげでおいしいお料理が完成して、とっても大満足でした。


調理時の省エネや節水の大切さを体験

 さて、「エコ・クッキング」が旬の食料、地の食料をつかった料理だとは認識していたのですが、この講座で、料理を作る段階でどれだけゴミを出さないか、エネルギーや水を節約できるかということが「エコ・クッキング」の非常に大きなポイントであることを今更ながら知りました。ただ旬のものや地のものを選んだだけではまったく不十分です。


ガスや水の使い方によって年間5000円以上の差

 この講座では、料理時のガスや水道の使用量が最後に発表されました。そして、下の成績表が各班の結果です。一番成績が優秀なチームと最下位チームではガスや水道の使用量が料金に換算して約15円も違います。こんなに違うものかととてもショックを受けました。つまり、もし一年間積み重ねていると同じ料理を同じ分量で作ったとしても5000円以上の差が出ることになります。当然ながら二酸化炭素の排出量も大きく変わるのです。
 私たち5班は最下位から2番目。「ライフスタイル見直し」チームとしてはちょっと恥ずかしい結果になってしまいましたが、本当に貴重な体験をすることができました。

*料理内容:
「十三歎米・美的仕立て」
「ゆで鶏とたっぷり野菜 あつあつソースがけ」
「ピッツア 春巻き風」
「ジンジャースープ」
「赤いフルーツのクレームブリュレ」
(最後の料理は、時間の関係上調理対象外)

<エコ・クッキング班別成績表>
ガス 使用量(l) 229.8 207.3 202.1 169.7 200.2 181.0
CO2排出量(g) 542.3 489.2 477.0 400.5 472.5 427.2
料金(円) 59.7 53.8 52.5 44.1 52.0 47.0
水道 使用量(l) 31.2 34.0 54.6 27.0 64.1 17.3
CO2排出量(g) 18.4 20.1 32.2 15.9 37.8 10.2
料金(円) 5.8 6.3 10.1 5.0 11.9 3.2
生ゴミの量(g) 81.0 61.0 94.0 95.0 64.0 70.0
合計金額(円) 65.5 60.1 62.6 49.1 63.9 50.0