| 「アース・地球環境」28号掲載 |
| 来賓あいさつ |
| 省エネルギー・省資源対策推進会議議長 内閣官房副長官 二橋正弘 |
| 「第七回地球環境と資源エネルギーを大切にする国民運動全国集会」の開催に当たりまし て、一言ご挨拶を申し上げます。 まず、根本議長を始め関係者の皆様におかれましては、省エネルギー・省資源と地球温暖化防止の推進に日頃からご努力されていることにつきまして、心より敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。 昨年は、原油供給の不透明感やアメリカ東海岸を襲ったハリケーンによる石油施設への被害のため原油価格の高騰が一層進み、内外のエネルギー供給上の不安やリスクの回避の重要性が改めて認識されました。 また、地球温暖化問題につきましては、昨年12月に京都議定書発効後句の気候変動枠組条約締結国会議が開催され、今後2年間にわたり、米国や途上国も含めた長期的協力に関する対話の場を立ち上げることが決定されるなど重要な展開がありました。 こうしたことも踏まえ、政府といたしましては、次の取組を推進していきたいと考えております。 第一に、地球温暖化問題についての取組です。京都議定書の発効を受けて、昨年4月に「京都議定書目標達成計画」が閣議決定されました。本計画に基づき、国民の皆様とともに総合的な対策を講じ、京都議定書の6%削減約束の達成へ向けて最大限努力致します。 第2に、省エネルギー対策です。省エネルギー広報の一層の拡充を図るとともに、特にエネルギー消費が著しく増加している民生・運輸部門における省エネルギー対策を強化することが急務です。このため、昨年8月、省エネ法を改正し、エネルギー管理指定工場の範囲を拡大するとともに、新たに運輸部門に対する措置を追加するほか、消費者への省エネ情報の提供を販売事業者等の努力義務とするなど、更なる省子不ルギー対策の推進を図っているところです。 第3に、循原型経済社会の構築にむけた取組です。これまで、「循環型社会形成推進基本法」や各種リサイクル法の策定などの取組を著実に進めて参りました。また、昨年4月には、「3Rを通じた循環型社会の構築を国際的に推進するための日本の行動計画(ゴミゼロ国際化行動計画)」を策定、公表いたしました。現在、3Rの推進を通じて、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される循環型社会を構築するため、容器包装リサイクル法の見直しや製品のライフサイクルを通じた環境配慮設計の促進を図るなど、取組の一層の充実・強化に努めてきております。 皆様方におかれましては、地球環境と資源エネルギーを大切にする暮らしの実践が着実に進んでいくよう取り組んでいただくことをご期待申し上げます。 最後に、本大会のテーマである『広げよう! 環境にやさしい「買い物」を』の実現に向けて、実り多い成果を収め、我が国における地球環境と資源エネルギーを大切にする活動がより一層発展することを心から祈念いたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。 |