「私たちの生活学校」156号掲載
 

子育てのつながりをつくる
愛知県名古屋市天白区・子どもが育つまち天白 天白子ネット
はじめに

 どこに、どんな子育て支援があるの。どこに行けば、地域の子育て・子育て支援全体についての情報が得られるの。これは、はじめて子育てをしている親の共通の悩みではないだろうか。せっかく地域内の子育て支援が充実していても、子育て中の親がそうした情報を得て、そこにたどり着かなければ、支援にならない。しかし、子育て支援全体が把握されている地域は、意外なほど少ないように思う。行政機関も含め、子育て・子育て支援に関わる機関・団体の横のつながりがないため、お互いがお互いにどんなことをしているのか断片的にしか知らない。そのため、子育て中の親は、苦労して、子育て・子育て支援の情報を手に入れるしかない。
 こうした状況を変えるために、名古屋市天白区には、子育て・子育て支援に関わる機関・団体を横につなげていく活動を行っている団体がある。それは、「子どもが育つまち天白 天白子ネット」(以下、「子ネット」と略す)である。子育て支援において、最近、地域にある機関・団体が連携していくことの必要性が言われている。と同時に、機関・団体同士が横につながることの難しさもよく耳にする。「子ネット」は、市民の手で、機関・団体同士の横のつながりをつくり、活動を続けている数少ない団体のひとつである。では、「子ネット」はどのようにつくられ、どのように子育てに関わる人々をつないでいるのか。また、そうしたつながりは何によって支えられているのか。子育てのつながりをつくる秘訣を探ってみよう。
 なお、以下では、2005年11月22日(場所:OKハウス)に行った、代表の奥田睦子さんと事務局長の吉岡美夏さんに対する聞き取り調査の内容とその際いただいた資料を主に用いる。また、2005年12月11日に実施された「子育て支援に取り組む地域活動推進シンポジウムin三重」における奥田さんの事例発表とパネルディスカッションでの発言及び「子ネット」のホームページ(http://mymimosa.net/tenpaku-konet/)も補足的に利用した。


「子ネット」はどうやってつくられたのか

 天白区は、2004年に区政30周年を迎えた、名古屋市内では新しい区である。現在、天白区は、三つの大規模な集合住宅と多数のマンションがあり、いわゆる郊外の住宅地である。人口は約15万人で、そのうち15歳未満の子どもが15・7%(名古屋市平均13・8%)、高齢化率が14・5%(名古屋市平均18・1%)と、比較的若いファミリーが多い地域である。また、年間の転出入者の多さでは、天白区は名古屋市内で3、4番目であり、転勤族の多い区であるといえよう。
 加えて、奥田さんや吉岡さんの話によると、区ができる前―30年以上前―から、天白区は、母親たちによる子どもの育つ環境づくりに関わる活動が非常に活発な地域だったそうである。区ができたときには、図書館・児童館・生涯学習センター・公園などの建設にあたって、行政と話し合いをし、協力してきた実績もあるという。また、今でも、子育てサークルや幼児教室、子ども文庫活動、託児グループなど、子育て・子育て支援グループの活動が盛んであると話してくれた。もうひとつ、この地域の特性を加えておくと、主任児童委員の活動が活発であることである。具体的に言えば、主任児童委員は、核家族で第1子が生まれた家庭を戸別訪問する活動(「すくすく訪問」)や、16の小学校区すべてで、乳幼児とその親を集めたサロンを実施している。名古屋市の中でも、主任児童委員の活動がかなり活発な区だそうである。こうした地域特性を持つ天白区で、「子ネット」は誕生したのである。
(1)発足のきっかけ
 前述のように、天白区では、長い間、市民による子育て・子育て支援活動が活発に行われていた。しかし、郊外の発展に伴い、天白区内に流入してきた家族が増えるにつれ、いわゆる「子育ての孤立」が生じ、子育て中の親が区内の子育て・子育て支援情報をうまく得ることができないという問題が起こってきた。そうした状況の中で、30年前から子育てを考え、活動を重ねてきた世代と、新たに活動している子育て中の若い親たちが、一緒に子どもの育つまちづくりをしよう、横のつながりを持とうということで、「子ネット」をつくる動きが始まったのである。代表の奥田さんと、県立大学で幼児教育を教えている先生、生涯学習センターで託児グループを運営している人たちが発起人となり、生涯学習センターの職員に相談を持ちかけ、「つながりを持つ」ための話し合いの場を、まずはつくったそうである。
 2000年の夏、生涯学習センターの呼びかけにより、子育て・子育て支援に関わる人たちのつながりを持つための意見交換会が開かれた。そこには、主任児童委員、行政機関、市民グループ、図書館ボランティアなどの人々が集まってきた。その後も、何度か集まり、最終的に、そこでのつながりを継続的なものにするために、市民による組織をつくることになった。
 そして、2001年4月に、「子ネット」が発足する。
 現在、会員数は約70団体/個人である。事務局スタッフは6名であり、この6名で運営している。子育て情報紙の編集は主に2名が担当し、情報提供ボランティアが5名いるという。その他に、印刷・配布ボランティアがスタッフを含め約20名である。全員無償で、かつ、それぞれ自分たちのグループを持ち、活動している。つまり、「子ネット」専任のスタッフはゼロである。活動費は会費(年間1200円)のみである。以下でみていく活動を考えると、人員的にも、活動資金的にも、運営は大変なものであると思われる。
(2)活動内容
 「子ネット」の主な活動は、大きく二つにわかれる。情報発信と交流である。
@情報発信
 「子ネット」では、まず、区内の子育て・子育て支援に関する情報発信を行うことからはじめたという。これは、「子ネット」に集まってきた若い母親たちが、どこにどんな支援があるのかといった情報を集める際に苦労したという経験から発している。それによってできたのが、子育て情報通信紙「PAKUっ子」(月刊)と、冊子「天白区 子どもに関するグループ紹介」(年刊)である。
 「PAKUっ子」(2001年7月に創刊。当時の名称は「天白子ネット通信」)は、天白区とその周辺在住の、主に0〜3歳までの未就園児を育てている親と、これから親になる人を対象とした無料の子育て情報紙である。内容は、子育てサロン、保育所の園庭開放、図書館での活動、イベントが記されたカレンダーに加え、子どもの絵本やサークル紹介などの情報も載っている。当初は、B4版で、600部からはじめたという。部数が少なかったのは、当時お金がなかったことと、配布場所が少なかったことによる。しかし、発行を重ねるうちに、「PAKUっ子」の意義を理解し、応援する人々が増え、配布場所も増えた。現在では、3000部を、公的機関・施設の他、スーパー、小児科のクリニック、郵便局など、区内外の約180か所で無料配布しているそうである。なお、「PAKUっ子」は、2004年7月(通算第37号)までが「子ネット」の単独発行であり、2004年8月から、区の社会福祉協議会との共同発行である。
 「天白区 子どもに関するグループ紹介」は、市民グループ83団体、行政関連の17機関・サービスを掲載し、現在第5版まで発行している。吉岡さんの話によると、この冊子は、子育て・子育て支援に関する「電話帳みたいなもの」ということになる。子育て中の親子が、実際に行ってみて経験を積む中で、自分たちにあったグループを見つけてほしいという願いから、詳しい情報を載せていないそうである。「支援」という名で全てを与えてしまうことで、親子が主体的に子育てに関わる力を奪ってしまうのではなく、むしろ、そうした力を育てるための工夫であるといえよう。なお、2005年度は、名古屋市の財団から助成金を受け、500部つくり、無料で配布したそうである。ちなみに、それ以前は100円で配布していた。
A交流
 情報発信の次にはじめたのが、交流に関わる活動である。子育てサロン「にこにこ広場」(月1回)とイベント「天白おやこ子育て広場」(年2回)である。
 「にこにこ広場」は未就園児とその親を対象にし、「子ネット」の事務局がある「OKハウス」で、毎月1回午前中に行われている。この広場は、プログラムなしの、時間内出入り自由の気軽な集まりである。広場には、毎回20組程度の親子が参加し、その多くは1歳の第1子を持つ母親である。毎回3分の1は新規利用者であるという。参加費は無料である。
 「天白おやこ子育て広場」は、夏と冬にみんなで遊ぶ企画として行われるようになったものである。このイベントは、親子が遊べるというだけではなく、会員である市民グループの活動発表の場になっている。加えて、行政機関が市民グループを知る機会になったり、市民グループ同士が交流する機会にもなったりしている。イベントを通じて、まさに「つながり」をつくっているといえる。ちなみに、このイベントの開催は、昨年から、区の社会福祉協議会との共催になったそうである。


つなぐ役割

 子育て・子育て支援情報の収集や意見交換会などを通じて、「子ネット」は、子育てサークルや子育て支援グループ、主任児童委員、保健師などとのつながりをつくってきている。また、「PAKUっ子」や「グループ紹介」の冊子の発行・配布の実績を通じて、行政機関とのつながりを深めている。こうした子育て・子育て支援に関わる人々とのつながりを基にした「子ネット」の役割を、吉岡さんは次のように話していた。
「親子に、私たちが直接何かをするのではなく、その親子を直接メンバーにしているグループリーダーさんたちが、その親子を見守るわけです。その親子がリーダーさんに会えるようにつないだり、リーダーさんが「こうなのよ」と言われたときに、他につないでいったり、つなぐ役をしています。」
 「子ネット」は親子に対して直接何かをするのではない。親子に直接支援をしたり、見守ったりするのは、他の機関・団体・グループであり、地域の人々である。「子ネット」は「つなぐ」役にこだわるという。では、「つなぐ」役とはどういうことだろうか。
(1)子育て中の親子とグループのリーダーとをつなげる
 転入してきた子育て家庭や、核家族で第1子が生まれた家庭は、孤立した子育て環境に陥りやすい傾向がある。そうした親子が子育て支援に関わる機関・団体・グループにつながるための鍵となっているのが「子ネット」である。その際、重要なツール(道具)となるのが、先に紹介した「PAKUっ子」と「にこにこ広場」である。
 転入してきた親子は、区役所で手続きをするときに、「PAKUっ子」を受け取ることができる。また、孤立しやすい核家族で第1子が生まれた家庭には、主任児童委員が出産から3か月後の戸別訪問の際に、おみやげとして「PAKUっ子」を持っていくそうである。これをみて、子育て中の親は「子連れで出かけられる場所」を知ることができ、安心できる。もしその親子がそれらの情報を今すぐに必要としていなくても、どこに行けば次の「PAKUっ子」が手にはいるのかが、「PAKUっ子」に書いてある。この点でも、親は安心である。
 「PAKUっ子」をみた親子が、次に「にこにこ広場」に参加する。すると、そこで同じような年頃の親子にたくさん出会える。また、会場の壁に貼ってある「子ネット」の会員グループのチラシや「グループ紹介」の冊子をみて、自分の条件に合いそうなサークルを探すことができる。その場で、スタッフに話を聞いたり、相談したりすることもできる。気に入ったところがあれば、次はそこに出かけてみる。
 こうして、親子は自分たちにあった居場所にたどりつき、その場所のリーダーさんたちに見守られながら、子育てをしていく。
 このように、「PAKUっ子」と「にこにこ広場」は、天白区内の子育て情報を必要としている親子に最初の一歩を提供する重要なツールである。もう少し言えば、「子ネット」は、機関・団体同士のつながりを積極的に活用して、孤立しやすい子育て家庭に、天白区内の子育て情報が直接届けられる仕組みをつくっているといえよう。そして、このことが、子育て中の親子が子育て・子どもの育ちを見守る地域の人々の「わ」に入っていくことを可能にしているのである。「子ネット」は、この「わ」の入り口を提供している。
(2)市民と行政をつなげる
 「子ネット」は、市民を行政に「つなぐ」役割も果たしている。具体的には、「子ネット」は、子育て・子育て支援に関わる市民グループの意見や思い、提案などの「声」を集約し、それを行政機関に伝えている。また、行政と市民が一緒に交わり、対話する機会をつくっている。それにより、市民と行政とを結びつける。以下で、この点を具体的にみていこう。
 「子ネット」は、天白区子育て支援関係者連絡会議に2004年から出席している。この会議は、児童館が主催となった行政機関の連絡会議であり、現在メンバーは、子育て・子育て支援を中心的に担っている行政機関、保健所、児童館、生涯学習センター、主任児童委員、社会福祉協議会、地域子育て支援センターなどであるという。吉岡さんや奥田さんの話によると、この連絡会議では、それぞれが「ざっくばらんに話ができるし、お互いに相談し合える」関係となり、行政機関を含めた天白区全体のネットワークができつつあるという。このように、「子ネット」がこの会議の正式なメンバーとして加わったことにより、市民グループの声を直接行政に伝える仕組みができたのである。
 市民と行政をつなぐ役割として、次のようなことも考えているようである。「子ネット」の会員団体・グループのみならず、行政機関も参加する「天白おやこ子育て広場」の企画・運営は、これまで、「子ネット」の事務局がすべて行ってきた。しかし、2006年2月のイベントでは、実行委員会形式にし、「子ネット」事務局もその1委員となることを考えているという(1)。なぜこのようにするのか。
 奥田さんと吉岡さんは、その理由について、「実行委員会形式は市民と行政が対話できる場になるので」と話された。また、市民と行政が「一緒になって、一緒に汗を流してやっていく」、「みんな一緒に力を合わせてやる」ということをアピールするためであると語られた。ここから、「子ネット」が、市民と行政が同じ立場で話し合うことができる場をつくることを役割としていることがわかる。と同時に、「子ネット」事務局が他の市民団体・グループとは別格なのではなく、他の市民団体・グループと対等な立場にあることを、市民や行政に伝わるようにも配慮していると思われる。


つながりを支えるもの

 「子ネット」の上記のような「つながり」を支えるものとして、次の3点に着目したい。
(1)かけ持ち運営
 「子ネット」の事務局スタッフは、それぞれ、自分たちの活動とかけ持ちしている。これは、運営をしていく上では、大変な苦労があると思われる。しかし、「子ネット」の目的である「つながりをつくる」という点では、とても効果的な働きをしているのではないだろうか。それは、「子ネット」とは別の活動の場でつくられた「つながり」を、「子ネット」の活動に活用することができるためである。例えば、「子ネット」は、「グループ紹介」の冊子の第1版をつくるときに、どこにあるかが把握しにくい市民グループの情報を、子育て中のメンバーが子育て仲間あるいは、スタッフそれぞれが活動しているグループに来ている子育て中の親たちから得たという。また、「PAKUっ子」に載せる情報の収集も、スタッフや会員のそれぞれの活動をもとにしているようである。スタッフが別のグループ活動とかけ持ちをしているからこそ、「子ネット」の活動が支えられているといえよう。同時に、「子ネット」が多種多様な機関・団体・グループとの「つながり」を広げていくことも支えていると思われる。
(2)学び合えること
 それぞれが自らの活動の場を持って「子ネット」に加わることで、「子ネット」の会員は互いに学び合い、子育てやその支援に関する視野を広げる機会を得ているようである。例えば、主任児童委員や民生委員は、自分の担当学区のことはよく知っているが、それ以外の学区のことについてあまり知らなかったという。「子ネット」とつながりをもったことで、親子が様々なサロンに出かけていることを知ったり、他の学区での動きを知ったりと、天白区全体の子育て状況がわかるようになってきたそうである。また、学習会は、テーマに関して、講師の話を単に聞くだけではなく、それぞれが自らの活動を踏まえ、互いに学び合い、意見交換をする大事な場になっているようである。今年度の学習会について、奥田さんは、「密度の濃い、しっかりとした話し合いができた」と語り、吉岡さんも「信頼して、話し合える場となった」と高く評価していた。このように、「子ネット」では、意見交換や情報交換を通じて、それぞれが学び合う機会がある。そして、この機会が、互いの信頼関係をつくり、「つながり」をより強めていっているといえよう。
(3)人と情報の拠点
 「子ネット」の「つながり」を支えるものとして、最後に、人と情報の拠点となる場、「OKハウス」(左の写真)をあげたい。
 この「OKハウス」は、代表の奥田さんが土地を借りて、建てたものである。部屋はフローリングの1部屋である。「OKハウス」は、「子ネット」の事務局所在地であると同時に、バレエサークル、造形教室、プレイパークの会、放課後の居場所など、七つか八つの小さいグループがそれぞれ活動やミーティングをするために、使用している。午前、午後、夕方の3回にわけ、予約すれば、誰でもが利用できるようになっている。ちなみに、建物管理・維持のため、「子ネット」会員が500円、非会員が700円の使用料をとっている。月1回の「にこにこ広場」もここで実施されている。つまり、「OKハウス」は多くの親子が気軽に集まることができる拠点である。
 人が多く集まる「OKハウス」の壁面には、「子ネット」自体を紹介するものや「子ネット」会員のグループのチラシ・ポスターが貼ってある。吉岡さんは、ここを「天白の子育てに関する情報を一番把握できる場所」であると話していた。天白の子育て・子育て支援に関する情報が集約された拠点になっているのである。それゆえ、「子ネット」の活動に関わらず、「OKハウス」に集まる親子は、そこで、様々なグループ情報を入手し、新たに別のグループの活動に出かけていくことができる。
 多くの親子が気軽に集まれ、かつ情報の拠点である「OKハウス」があるからこそ、「子ネット」のつながりが広がり、かつ、そのつながりが維持されていると思われる。
 それぞれの活動を持つ多種多様な人々の関わりと、その関わりを通じて、互いに学び合える関係になること、そして、人と情報の拠点となる場があることが、「子ネット」の「つながり」を支え、今後、さらなる広がりを持たせていくことになると思われる。


おわりに

 「子ネット」は、時間をかけ、できることから少しずつ活動を続け、つながりをつくってきている。6年目の現在、「子ネット」の活動が実り、行政や専門機関とも信頼関係を築くことができ、「子ネット」をつくる当初のねらいであった、天白全体のネットワークに近づきつつあるようである。シンポジウムの事例発表の際に、奥田さんが、育成期、興隆期、継承発展期という区分でいえば、「子ネット」は興隆期に入っており、今後、継承発展の時期になっていくと話されていた。「子ネット」の土台がようやく固まったとみることができる。そのため、継承を考える時期にあるようである。
 今、「子ネット」が抱えている問題は、この「継承」のための人材の発掘である。ここ最近、天白区内では、一時期に比べると子育てサークルが続かず、子育て中の親が「子ネット」のスタッフとして入らなくなってきているという。「子ネット」は、これを機会に、今後、どのように運営仲間を増やし、活動を継承していくかを考えることになる。ただ、「子ネット」のようなネットワークが必要であれば、市民の力だけに頼るのではなく、行政も、ネットワークを支える仕組みを考えていく必要があろう。

<注>
(1) なお、2月14日に開催された「天白おやこ子育て広場in Winter 2006」では、「天白おやこ子育て広場実行委員会」が主催となり、委員会の構成は天白スポーツセンター、天白区社会福祉協議会、及び20の市民団体・グループからなる「天白子どもネットワーク」であった。